鑑別診断

統合失調症の症状は間をおいて現れたり、比較的穏やかなこともあります。陰性症状が主体であると症状が目立たず、見過ごされることも少なくありません。とりわけ発症初期の段階で統合失調症を確実に診断することは難しい場合があります。現れている症状が、統合失調症とは別の精神病性障害から生じるものなのか、あるいは気分障害や人格障害がときに呈する統合失調症に似た症状によるものなのかを見極めなければなりません。また、統合失調症に似た症状を示す病気はさまざまあり、それらの病気との鑑別診断が重要になってきます。これらの病気との鑑別には、CT*やMRI*、髄液検査、血液検査などが行われます。