監修: 藤田医科大学医学部 精神神経科学講座 教授
岩田 仲生 先生

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受診と問診

受診について1)

多くの医療機関は予約制です。電話などで予約しましょう。

予約をするとき、住所・氏名・連絡先や現在の症状などを聞かれることがあります。一般に精神科の初診の診察は時間がかかることが多いので、受診後の時間に余裕をもたせておきましょう。心配であれば、予約を取るときにどれくらい時間がかかるかを聞いておくと安心です。

本人および家族への詳細な問診が診断のベース1, 2)

統合失調症の診察は、下記の項目にあるような問診がメインです。

問診にはご家族が加わることもあります。最近の様子をよく知っている人と一緒に来院するとよいでしょう。

既往歴
  • 継続して薬を飲んだ病気、大きなケガ、手術の経験 など
成育歴(生活歴)
  • 出生地、転居の経験
  • 子どものころの生活(家庭環境、友達が多かったか、学校の成績など)
  • 職歴(転職回数、最長の勤続年数など)
  • 結婚/離婚歴 など
家族歴
  • 同じような病気にかかった人がいるか など
病気の経過
  • どのような症状が現れたか
  • 症状はいつごろから始まったか
  • 症状がどのように経過したか
  • 社会生活や日常生活にどの程度の支障がみられるか

なお、別の病気と鑑別するため、さまざまな検査をすることがあります。

参考文献
  1. 丹羽真一編: インフォームドコンセントのための図説シリーズ 統合失調症. 医薬ジャーナル社, 大阪, 2014, pp. 16-17
  2. 白石弘巳監修: 患者のための最新医学 統合失調症 正しい理解とケア. 高橋書店, 東京, 2015, pp. 70-74

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