監修: 藤田医科大学医学部 精神神経科学講座 教授
岩田 仲生 先生

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治療を続けることの大切さ

治療に対して積極的にかかわっていきましょう1)

患者さん自身が積極的に治療に参加し、決めた治療を実際に行い、続けていくことは「アドヒアランス」と呼ばれ、統合失調症治療の成功に大きくかかわります。

統合失調症の治療には、再発防止のための投薬・服薬や心理社会的療法などさまざまなものがあり、しかも長く続きます。しかし、「医師の言うとおりに治療するだけ」だと、特に投薬・服薬を続けるのは難しいとされています。

そのため、患者さんと医師などの医療者がパートナーになって、一緒に治療をしていくことが重要です。言い換えれば、医師が一方的に治療を行うのではなく、患者さんが治療チームの一員になって治療を進めていくことで、治療の成功率を高めることができるのです。わからないことなどがある場合には医療者に相談しながら、積極的に治療に参加していきましょう。

アドヒアランスを上げ、薬物療法を続けるためには、以下のことが大切だとされています。

  • 統合失調症について理解する
  • 薬の重要性を理解する
  • 投薬・服薬を続ける重要性について理解し、医療者と患者さんがともに考え、相談のうえで決定していくこと
参考文献
  1. 丹羽真一編: やさしい統合失調症の自己管理 改訂版. 医薬ジャーナル社, 大阪, 2013, pp. 73-75
ご注意ください
本サイトで解説する病気の症状は典型的なものを紹介したもので、記載された症状がその病気をもつすべての方に当てはまるわけではなく、また症状のどれかに当てはまるからといってその病気であることを示すものではありません。治療法その他についても、あくまでも代表的なもののみを掲載しており、治療法すべてを網羅するものではありません。病気の診断および治療に関しては、必ず医師による説明を受けるようにしてください。