監修: 藤田医科大学医学部 精神神経科学講座 教授
岩田 仲生 先生

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多くの人が自立した社会生活を送っている

統合失調症を発症してから20年以上の長期にわたる経過を調べた複数の研究から、治療経過が良好な患者さんは50%前後を占めることが共通して示されています1)。また、40~50%の患者さんは中等度の症状が続くものの、一応の社会参加ができる水準まで回復する、とのデータもあります2)。したがって、統合失調症の人の約半数が社会的生活を営むことができていると考えられます。

近年、新しい薬剤が登場しているうえに、リハビリテーションプログラムなどの心理社会的療法も充実してきており、自立した社会生活を送ることができる人はますます増えると思われます。

参考文献
  1. 小川一夫: 精神科臨床Legato. 2016, 2(2), 66-71
  2. Ogawa K, et al.: Br J Psychiatry. 1987, 151, 758-765
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