ホーム > うつ病 > 理解する > どんな病気?/症状 > 気分・意欲・思考の低下がみられる精神症状
ここから本文ですうつ病はうつ状態を示す気分の低下にはじまって、少し症状が重くなると意欲がなくなり、思考や判断力が低下していきます。さらに症状がひどくなると、顔つきや態度、話し方、行動の様子に明らかな変化がみられるようになります。不安や焦りなどが最初に出現した場合は診断が困難です。
うつ病の代表的な症状で、気分がひどく落ち込む、憂うつ、もの悲しいなどの気分の変化が現れ、ひどく不安になる、落ち着かない、イライラするなどの不安や焦りが現れます。表情から笑顔が消え、理由もなく涙を流すこともあります。多くの人で朝方が最もひどく、夕方になると少しよくなるという「気分の日内変動」がみられるのが特徴です。気分の低下がひどくなると「自分はダメな人間だ」というように自責感や罪悪感を感じるようになり、重症になると「死にたい」という気持ちが現れます。
何事にもやる気をなくしてしまい、無気力状態となり、ひきこもりがちになります。趣味や楽しみに対してこれまでと同じように興味・関心がもてなくなり、何をするのもおっくうに感じるようになるほか、気分転換を図ることができにくくなって、休日は寝床に入ったまま一日中過ごすようになります。また、意欲の低下がひどくなると学業や仕事、家事に支障が出るようになり、登校拒否や出社拒否につながることも少なくありません。
頭がボーっとしてさえなくなり、考えがまとまりにくくなります。物事に集中することができなくなり、注意力が低下するほか、判断力も鈍るために決断を下すことが困難になります。このため、自分の考えや行動に自信がもてなくなり、物事を悪い方向に考えたり悲観的にとらえるようになります。重症になると、取り返しのつかない罪を犯したと思い込む罪業妄想や、不治の病にかかってしまったと思い込む心気妄想などを訴えることもあります。
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