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イギリスのチャールズ皇太子のお妃として、まばゆいばかりのシンデレラストーリーを歩んだダイアナ妃ですが、結婚生活は幸福と呼ぶにはほど遠く、そのあまりにも悲しい結末は運命の残酷さを感じさせます。婚約中から皇太子とカミラ・パーカー・ボウルズとの不倫関係を知ったダイアナ妃は過食症に陥り、結婚式直前まで婚約破棄を考えていたといいますが、王室の体面上それは許されぬことでした。おとぎ話のような王室の暮らしもダイアナ妃のこころを慰めることはなく、やがてうつ状態となり、自殺を図るようになります。また、ウィリアム王子を産んだ後、産後うつ病になったと本人がインタビューの中で語っています。離婚の翌年、交通事故によってその短い生涯を終えましたが、英国民に愛されたダイアナ妃は現在も“イングランドのバラ”として慕われています。
参考文献:ブライアン・P・クイン:「うつ」と「躁」の教科書.紀伊國屋書店,P89〜93
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