ホーム > うつ病 > ともに生きる > 周りの方へ/ご家族や周囲の方々へ > 回復を焦らずに温かく見守っていく
ここから本文ですうつ病の治療には時間がかかり、症状が一進一退を繰り返しながら回復に向かうということを理解しておくことが大切です。回復期に入り症状が改善してくるとどうしても元の生活を期待しがちですが、ここで社会復帰を焦ると症状が再燃してしまいますから慎重にならなければなりません。良くなったり悪くなったりを繰り返す回復期は不安と焦りとのたたかいで特に苦しいのです。これを知らないとうつ病の人も家族も「やはり治らない」と悲観し、絶望します。また、一見よくなっていると思えるのに復学や復職をためらうと家族や周囲には現実逃避や意志の弱さと映り、つい叱咤激励したくなりますが、かえってプレッシャーを与えて症状を悪化させることになります。回復を焦って社会復帰を急いだために挫折すると、病気を長引かせることにつながりますから注意が必要です。
家族や周囲がうつ病の人に接する際の基本は、少し距離を置いて温かく見守るという姿勢です。本人に気を遣いすぎて過干渉になると、そのことが逆に本人へのストレスとなることがあります。つかず離れずで適度な距離を保ちながら何かあったらすぐに力になれるというスタンスで接することが大切です。
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