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統合失調症

理解する

どんな病気?/症状と機能障害

統合失調症の代表的な症状といえば、実在しない人の声が聞こえるなどの現実にないものがあるように感じる「幻覚」と、周りで自分の悪口を言われていると思う被害妄想などの「妄想」ですが、統合失調症という病気を理解する上で幻覚や妄想はその本質を示すものではありません。統合失調症は思考や感情などの精神機能のネットワークがうまく働かなくなった状態がその本質にあります。つまり、統合失調症とは、さまざまな心の働きをまとめ上げることができなくなった(脳内の統合する機能が失調している)状態です。
精神機能のネットワークがうまく働かないというのは、押し寄せるさまざまな情報や刺激に過敏になりすぎて脳が対応できなくなり、精神機能がうまくつながらなくなった状態です。被害妄想があり周りの人をつい疑ってしまうケース、家の外にあまり出たがらないケース、幻聴に悩まされているケースなど統合失調症の症状は人それぞれですが、統合失調症の多彩な症状は精神機能のネットワークの不調の場所がそれぞれ違うためととらえるとよく理解できます。統合失調症の症状は主に、幻覚や妄想などの「陽性症状」、意欲の低下などの「陰性症状」、臨機応変に対応しにくいなどの「認知機能障害」があります。


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