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統合失調症

ともに生きる

統合失調症のあなたに

病気にしっかりと向き合って自ら治療に取り組む姿勢が大切です

統合失調症は、薬の進歩によって症状をかなりコントロールできるようになってきましたが、完全に治ることはなかなか難しい病気といえます。でも、このような病気はたくさんあります。糖尿病や高血圧などの生活習慣病もその1つです。糖尿病や高血圧も薬によって症状をコントロールすることはできますが、完全に治ってしまうことはなく、長期間にわたって治療を続けていかなくてはなりません。統合失調症も糖尿病や高血圧と同じで、症状をコントロールするために長期間にわたって治療に取り組んでいく必要があります。
長期間の継続的な治療で大切なことは、自分自身が病気を理解して治療に取り組んでいく姿勢です。お医者さんの指示通りに薬を飲んでいるだけの人がいますが、これだけでは十分ではありません。もちろんお医者さんの指示通りに薬を飲むことは大切ですが、それだけでなく自分自身が病気のことを理解して、治していこうという気持ちがなければ、本当の回復はなかなか得られないのです。治そうという意志がなければ、微妙な病状の変化や副作用の出現などの大切な情報が正確に伝わらなかったり、処方されている薬が本当にあっているかどうかもわからないなど、本来、お医者さんと二人三脚で取り組まなければならない治療が適切に行われないからです。また、病気のことを理解していないと薬を飲んでいる意味がわからず、副作用が嫌だからといって勝手に薬を飲むのを止めてしまったり、薬を飲むことをうっかり忘れるといったことも起こってきます。
このことは薬の服用だけに限った話ではなく、治療全般についてもいえることです。統合失調症の治療では生活技能訓練などのリハビリテーションを行うことが欠かせませんが、治療意欲がなければこうしたリハビリにも身が入りません。日常生活の1つひとつが治療につながっていく統合失調症の治療においては治療意欲こそが回復を促す最も重要な要素になるからです。長い治療期間においては自分自身が病気を正しく理解して治療に取り組む姿勢が欠かせないのです。


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