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てんかん

理解する

てんかんの4大類型

症候性(潜因性)局在関連性てんかん

側頭葉てんかん、前頭葉てんかん、後頭葉てんかんなどが代表的です。症候性局在関連性てんかんのほとんどはあらゆる世代にみられます。

てんかんの4大類型 発作タイプ
部分発作 全般発作
原因 原因不明 特発性局在関連性てんかん 特発性全般てんかん
腫瘍や交通事故等による
脳の器質的障害が原因
症候性局在関連性てんかん 症候性全般てんかん

イラスト:脳(頭頂葉、側頭葉、前頭葉、後頭葉)

側頭葉てんかん

3歳半〜10歳に発症し、けいれんを伴わず意識レベルの低下とともに自動症が現れる複雑部分発作を特徴とするてんかんです。発作の多くは、胃の不快感や凝視・動作の停止に始まって、口をペチャペチャさせる自動症が続き、発作後の数分から十数分のもうろう状態となります。
薬剤に反応しないことが多く、特に内側側頭葉てんかんは外科治療が有効です。

前頭葉てんかん

睡眠中に起きやすく、単純部分発作、複雑部分発作、二次性全般化発作、あるいはこれらの組み合わせがみられるてんかんです。数秒から十数秒の持続時間の短い発作が日に数回以上繰り返し起こり、発作の始めから激しい運動症状を伴います。知的機能の低下がみられることがあります。

後頭葉てんかん

主に視覚発作または眼球偏位(極端に目が上向きになるなど)を伴った単純部分発作を特徴とするてんかんです。視覚発作は、閃光、光の点滅、さまざまな色の図形、多彩な色の虹などが見えることが多いです。複雑部分発作、二次性強直間代発作などになることもあります。薬剤に反応しないことが多く、知的機能の低下がみられることがあります。

小児の慢性進行性持続性部分てんかん

1〜14歳(特に10歳未満でおきやすい)で発症することが多く、上気道炎などの急性感染の後に、全般性強直間代発作、単純部分発作、複雑部分発作がみられます。その後徐々に、麻痺や言語障害、感覚障害、視覚障害が現れます。CTやMRIなどの画像上で脳の萎縮が認められ、身体的、知的に機能低下が進行します。発症年齢が高いほうが低いケースに比べ予後が良いことが知られています。
「ラスムッセン症候群」の場合もあります。

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