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てんかん

理解する

てんかんの4大類型

特発性全般てんかん

小児欠神てんかん、若年ミオクロニーてんかん、覚醒時大発作てんかんなどが代表的です。特発性全般てんかんは治りやすいタイプのてんかん群です。

てんかんの4大類型 発作タイプ
部分発作 全般発作
原因 原因不明 特発性局在関連性てんかん 特発性全般てんかん
腫瘍や交通事故等による
脳の器質的障害が原因
症候性局在関連性てんかん 症候性全般てんかん
小児欠神(けっしん)てんかん

4〜14歳小児(特に5歳〜7歳におきやすい)に発症して、頻発する欠神発作(1回4〜20秒で日に数10回以上)を特徴とするてんかんです。発作は過呼吸症候群*で誘発されやすいという特徴があります。頻回の発作のため、集中力の低下や学力の低下で周囲が気づくことがあります。予後は良好で通常12歳までに寛解します。思春期に強直間代発作が出現することがありますが、発作頻度は低く薬剤への反応性は良好です。
「ピクノレプシー」とも言われます。

若年ミオクロニーてんかん

8歳〜30歳(特に12歳〜18歳におきやすい)に発症することが多く、左右対称に不規則なミオクロニー発作がみられるてんかんです。発作は寝起き直後に起こることが多く、睡眠不足や過度のストレス、アルコール、光刺激などで誘発されやすいとされています。ミオクロニー発作と合わせて全般性強直間代発作(ミオクロニー発作発現の数年後に出現)や欠神発作が認められます。薬剤への反応は良好ですが、中止すると再発することが多いのが特徴です。
「衝撃小発作」や「ヤンツ症候群」とも言われます。

覚醒時大発作てんかん

6歳〜28歳(特に10歳代におきやすい)に発症することが多く、強直間代発作が主体で寝起き直後に多くみられるてんかんです。欠神発作やミオクロニー発作を伴うこともあります。光過敏性を伴うことが多く、睡眠不足によって誘発されやすいなど、若年ミオクロニーてんかんと共通する特徴を有しています。薬剤への反応は良好ですが、中止すると再発することが多いという点も若年ミオクロニーてんかんと似ています。

*用語の解説
過呼吸症候群:
血中の二酸化炭素量が減ったために呼吸苦を感じて速い呼吸をし、さらに血中の二酸化炭素量が減るという悪循環に陥ります。緊張や不安などのストレスや疲労などの身体的要因がきっかけとなりうると言われています。息を吸うことができないと感じたり、強い不安感が見られたりすることが多いのですが、動悸や手足の痺れ、腹痛、吐き気、嘔吐、失神などの症状がみられることもあります。
※:参照関連情報ページ

(以下のリンクは新しいウィンドウで開きますが、状況によりそうならない場合もございます。)

欠神発作:
理解する>どんな病気?/てんかん発作の種類>全般発作
ミオクロニー発作:
理解する>どんな病気?/てんかん発作の種類>全般発作
全般性強直間代発作:
理解する>どんな病気?/てんかん発作の種類>全般発作

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