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認知症ナビ

診断する

どのように診断されるの?
認知機能テスト

医師からの質問に答えて認知症を客観的に評価します

イラスト:チェック表を持ちながらおじいさんに質問している医師 診察を受けた後に、仮性認知症*やせん妄*と呼ばれる精神症状ではないか、本当に認知症であるかどうかを評価するため、簡単な認知機能テストを行うことがあります。
認知機能テストは10項目ほどの質問からなり、日時や場所が正確にわかっているか、記憶力や計算能力は正常かどうかなどを調べます。 診察と認知機能テストの結果で、認知症かどうかある程度見分けがついてきます。

用語の解説
仮性認知症
うつ病により意欲が低下すると記憶力や注意力が弱まるため、一見認知症のようにみえる状態を「うつ病性仮性認知症」といいます。この症状の方は、認知機能テストでは「わかりません」という回答を繰り返す傾向があります。
うつ病性仮性認知症の特徴は、
1.もの忘れの自覚がある
2.もの忘れを深刻にとらえている
3.もの忘れがあることを誇張して語る
4.気分の落ち込みがみられる
などがあり、うつ病治療薬で症状を改善することができます。
せん妄
高齢者のせん妄は、感染症や循環器障害、服用している薬剤や、入院など環境の変化によって起こることがあります。意識がぼんやりした状態で動き回ったり、錯覚、幻覚、妄想、興奮などがみられます。意識がぼんやりすることにより、注意力が低下したり、最近の出来事の記憶がなくなったり、時間と場所がわからなくなるなど、認知症と似た症状がみられることもあり、問診や認知機能テストでは見分けるのが難しい場合があります。せん妄の特徴は、
1.急に発症するため発症した時期もはっきりしている
2.症状の変動が大きい
3.数時間〜数日持続する
4.脳波所見に認知症とは異なる異常がみられる
などがあります。
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