多くの研究により、認知症の有病率*はおよそ5%前後と考えられています。有病率は高齢になればなるほど増えていき、高齢化社会を迎えているいま、ますます増えると考えられています。
厚生労働省の推計によれば、65歳以上の高齢者人口における認知症の割合は2005年時点で7.6%とされ、およそ189万人に達すると算出されています。さらに、高齢社会が進むにつれて今後も認知症の人の増加が予測され、2020年には292万人に達すると推計されています。
年齢階層別に認知症の有病率をみてみると、65〜69歳では1.5%に過ぎませんが、その後は5歳年齢区間ではおよそ2倍のスピードで有病率が増加していることがわかります。85歳以上になると4人に1人が認知症にかかっている計算になります。
【認知症人口の推移と将来推計】
参考文献:平井俊策著:痴呆のすべて.永井書店,2000.P51-52
【年齢階層別にみた認知症の有病率】
参考文献:平井俊策著:痴呆のすべて.永井書店,2000.P51-52
1970年代では認知症の原因疾患別の有病率は脳血管性認知症がおよそ60%とアルツハイマー病の2倍程度を占めていましたが、その後、脳血管性認知症の有病率が下がる一方でアルツハイマー病が増加し、現在ではアルツハイマー病が約50%、脳血管性認知症が約30%と逆転しています。
このサイトは日本国内に向けて制作いたしております。このサイトならびにサイト内のコンテンツは、ヤンセンファーマ株式会社によって運営されています。