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ともに生きる

周りの方へ/ご家族や介護者の方々へ

日常の介護で気をつけたいこと

まず認知症の人が「できること」に目を向けて、それを長く続けられるよう支援することが大切です。できることをすべて周りの方が行ってしまうと、次第にできなくなってしまうこともありますので、注意を払いつつ、できることはご本人にやってもらうよう心がけてください。

無条件に受け入れる

イラスト:怒っているおばあさんの話を笑顔で聞く家族 認知症は経過とともに、記憶力以外の機能も低下していき、突然介護に対して抵抗したり、言動や行動が攻撃的になることがあります。そういう場合でも否定するのではなく、共感を示すことが大切です。常にご本人の気持ちに理解を示し、耳を傾け、認めてあげるなど、無条件に受け入れることを心がけましょう。

自分でできることはやってもらう

イラスト:自分で着替えようとしているおばあさんに寄り添って手を出さず見守っている娘 ご家族や介護者の方々が何でもやってあげていると、ご本人の心身の機能はどんどん低下していまします。自立した生活は自尊心を支える要素であり、心身の機能を保つうえでも大切ですから、ご本人ができることはサポートするだけにとどめましょう。
着替えや入浴などでは時間がかかったり、もどかしいなどの理由からつい手を貸してしまいがちですが、本人の力だけで成し遂げられるように見守ることが大切です。

心身の健康管理に気をつける

認知症が進行すると適切な意思表示ができなくなるため、心身の健康状態について周りの方が気をつける必要があります。食事、排泄、睡眠、衛生などに常に注意を払い、体調の変化や気分の移り変わりを観察しましょう。また、高齢者では脱水症状から意識障害や脳血管障害の原因となることもあるので特に注意してください。このような症状には、心や身体の健康悪化が原因で現れる症状もあります。未然に防ぐためにも心身の健康管理に気をつけましょう。

環境に配慮する

イラスト:徘徊ができないように玄関を二重ロックにして簡単にドアが開かないようにしている(外は交通量の多い道路に面している) 認知症の人は注意力や判断力が低下しているので、普通では考えられないような事故が起こります。ガスの元栓を閉めておく、転倒の原因となるような段差をなくす、一人で外に出ていかないようにドアのカギを施錠する、まちがって飲んだり食べたりしそうなものを手の届く位置に置かないなど、生活環境にも細やかに配慮しましょう。


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