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認知症ナビ

治療する

非薬物療法
本人へのアプローチ

非薬物療法には、リハビリテーション、心理社会的療法などがあります。
リハビリテーションは、食事、排泄、入浴、着替えなどの日常生活を行うための身体的・精神的機能を高めるために行われます。
心理社会的療法は、認知機能や精神・行動症状、感情、包括的なQOL(生活の質)の向上を目的としています。

日常生活の動作の維持・向上を図るリハビリテーション

イラスト:歩行のリハビリテーションを受けるおばあさん 認知機能の低下の程度やご本人の意欲、精神・行動症状の有無などを考慮しながら、生活動作のうちできる活動とできない活動を確認し、無理のない範囲で機能回復・維持のための動作訓練・指導などが行われます。また、ADL(日常生活動作)向上のために立ち上がりや歩行、姿勢を保つなどの基本的な運動機能を向上させる訓練や体操なども行われます。

心理社会的療法

心理社会的療法にはさまざまなタイプの治療法があります。

行動に
重点を置く
行動志向的
アプローチ
行動療法 徘徊や失禁など行動障害の原因や行動パターンを分析し、事前の行動パターンを変えていきます
環境調整 行動症状を引き起こした原因を取り除きます
感情に
重点を置く
情動志向的
アプローチ
回想法 ご本人に過去の思い出を語ってもらうことで、記憶を刺激して感情の安定を図ります
バリデーション
療法
行動症状に至った感情を和らげるため、ご本人の話を否定せずに耳を傾けるなどで柔らかく対応します
認知に
重点を置く
認知志向的
アプローチ
リアリティ・
オリエンテーション
時間・場所などがわからなくなる見当識障害に対する訓練で、ご本人の注意や関心を天気や曜日、時間に意識を向けることで認知機能に刺激を与え、残された脳の機能の活性化を図ります
モンテッソーリ法 実生活で使う物品(例えば衣服)などを用いて、衣服をたたむ動作などを課題やゲームとして行わせることで認知機能の改善を図ります
感覚刺激に
重点を置く
刺激付与的
アプローチ
レクリエーション
療法
集団で行う運動や娯楽によって、ストレスを発散することで、情緒の安定や行動症状の軽減を図ります
芸術療法 ・音楽療法:音楽鑑賞のほか、入浴中や食事中などにBGMとして流すことで、焦燥感や攻撃性の軽減を図ります
・絵画療法:絵を描く過程の中で、感情の安定を図ります
ペット療法 ペットと接することで焦燥感の減少や、挨拶などの社会性の維持を目指します
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