片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛などの一次性頭痛の有病率は15歳以上の人口のおよそ4割近くにのぼると推測されています。片頭痛についてみると、有病率は6%で、疑いのある人までを含めると8.4%になります。また、前兆を伴う片頭痛の有病率は2.6%、前兆を伴わない片頭痛のそれは5.8%となっています。
出典:Sakai F , Igarashi H. Cephalalgia 17:15-22, 1997
男性の有病率3.6%に対して女性のそれは12.9%と女性が男性よりもおよそ3.5倍も多いことがわかります。緊張型頭痛は男性に多くみられるのに対して、片頭痛は女性に多いという特徴があります。
また、年代別にみると女性では30〜40歳代に、男性では20〜30歳代にピークがあり、いわゆる働き盛りの年代に多い傾向があります。
出典:Sakai F , Igarashi H. Cephalalgia 17:15-22, 1997
家族の誰かが片頭痛をかかえていると片頭痛になりやすいことがわかっています。片頭痛の人で家族に片頭痛があるとする割合は全体のおよそ40%にのぼるとされ、緊張型頭痛の家族歴の割合である約25%よりも高い傾向にあります。このため、片頭痛になりやすい遺伝的な因子があるのではないかと推察されます。
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