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片頭痛

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Q&A

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  • Q: これまで月に1〜2回程度の頭痛があり市販の頭痛薬で抑えてきましたが、最近になって頭痛の頻度が増えてきたため不安を感じています。やはり市販の頭痛薬よりも病院で処方される薬にした方がよいのでしょうか?
    A: 他の病気の可能性もありますので、きちんと診断を受け、あなたに合ったお薬をいただくのが良いでしょう。市販の頭痛薬というのはすべて鎮痛薬ですが、軽症の片頭痛には市販薬は有効なものの、頭痛の程度がひどくなると市販薬では効かなくなってきます。また、市販薬が怖いのは、頭が痛いからといって鎮痛薬を頻繁に服用していると、薬物乱用により頭痛が引き起こされるようになることです。とりわけ、鎮痛薬は頭痛がひどくなってから飲むよりも頭痛の初期に飲んだ方が効果があるために、少しでも頭が痛くなりそうになると予防薬代わりに飲む人がいますがこれは大変危険なことです。市販薬で効果がみられない場合はもちろんですが、鎮痛薬を服用している方でひと月に10回以上の服薬回数になるようであれば、医療機関を受診して頭痛治療を受けるようにしてください。
  • Q: 片頭痛で治療を受けていましたが、最近になって頭が締め付けられるような頭痛が毎日起こるようになり緊張型頭痛と診断されました。どのような治療になるのでしょうか?
    A: 片頭痛と緊張型頭痛はまったく異なる病態ですが、この2つの頭痛が合併することがあり、比較的多くみられます。片頭痛と緊張型頭痛では治療法が異なり、片頭痛の治療ではトリプタン製剤やエルゴタミン製剤、鎮痛薬などによる薬物療法が中心ですが、緊張型頭痛の治療では緊張をほぐすマッサージやストレッチなどの非薬物療法が主体で、用いられる薬物もストレスや緊張を和らげるための抗不安薬や抗うつ薬、筋弛緩薬が中心になります。したがって、両者が合併した場合には、いま起こっている頭痛が片頭痛なのか、緊張型頭痛なのかを見極めて個別に対処しなければなりません。片頭痛と緊張型頭痛の症状の違いを把握できるようにすることが大切です。
  • Q: 頭痛のため市販の頭痛薬を頻繁に飲んでいたところ頭痛が毎日起こるようになり、病院で薬物乱用頭痛と診断されました。どのように治療するのでしょうか?
    A: 市販の鎮痛薬を乱用していると脳の痛みを調節する機能が狂って薬物乱用頭痛が引き起こされるようになります。これは市販の鎮痛薬だけでなく、処方される鎮痛薬やエルゴタミン製剤、トリプタン製剤でも同様です。ひとたび薬剤乱用頭痛に陥るとその治療はきわめてやっかいです。治療は服用している頭痛薬を一気に中断する方法がとられますが、薬を中断したことで起こる頭痛やさまざまな症状を我慢しなければなりません。一度に薬を中断することが困難な人に対しては片頭痛の予防薬を服用しながら薬を徐々に減量していく方法がとられますが、いずれにしてもつらい治療であることには変わりありません。2週間程度で薬が体内から抜けると、本来の正しい頭痛治療が開始されます。薬物乱用頭痛に陥らないためにも、市販の頭痛薬が頻繁に必要であれば医療機関での治療をきちんと受けるようにしましょう。
  • Q: 小学生の息子が以前から頭痛がひどく、受診したところ片頭痛と診断されました。子どもの片頭痛の場合にはどのような治療が行われるのでしょうか?
    A: 子どもの頭痛の多くは片頭痛で、早い場合には4〜5歳からみられることがあります。子どもの片頭痛は両側性に起こることが多く、持続時間が短いなどの特徴があります。子どもの片頭痛に対する治療は成人と異なり、頭痛発作を抑える治療薬としては鎮痛薬であるイブプロフェンやアセトアミノフェンが用いられます。子どもの片頭痛にもトリプタン製剤が使えないわけではありませんが、使用経験が浅いため積極的には行われていません。
  • Q: 片頭痛の発作が頻繁に起こるため、医師から予防療法を勧められました。予防療法にはどれくらいの効果があるのでしょうか?
    A: 予防的治療によって片頭痛の発作が完全に起こらなくなるわけではありませんが、それでも発作の頻度をほぼ半分程度に減らし、発作の程度を軽減することができます。片頭痛発作が頻繁に繰り返されて日常生活にかなりの支障がみられる場合には有効な治療法といえます。ただし、効果の判定にはどうしても1〜2カ月程度の時間がかかってしまうことは理解しておく必要があるでしょう。

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