片頭痛を抱える人は普段は何ともありませんが、ひとたび頭痛発作が起こるとその激しい痛みゆえにかなりの苦痛を強いられます。片頭痛それ自体は命にかかわるような病気ではなく、いくら頭痛発作が続いても脳に器質的な障害が残るものではありませんが、頭痛発作が持続している間は日常生活に著しい支障をきたすことが多く、生活の質(QOL)の観点からみれば非常にやっかいな病気ということができます。
頭痛はごくありふれた症状であるため、片頭痛の人は頭痛発作が起こっても“たかが頭痛”と軽く考えて、せいぜい市販の鎮痛薬を飲むぐらいが関の山ではないでしょうか。もちろん、市販の鎮痛薬で頭痛発作が抑えられるのであれば問題はありません。しかし、市販の鎮痛薬でも頭痛が改善されないことは大変多く、片頭痛の人の大半は頭痛をこらえながら日常生活を過ごしているのが現実です。
ひと昔前の片頭痛治療と異なり、現在では片頭痛の発作を著しく改善する特効薬が登場したことで、十分にコントロールできる病気になっています。かつて片頭痛治療で改善効果がなかった人でもあきらめる必要はありません。医療機関で適切な治療を受けることで、片頭痛の大半においてそのつらい症状を抑えたり、軽減することができるのです。
また、頭痛が重大な病気の前触れということもありますので、他の病気の可能性がないか医療機関で適切に診断を受けることをお勧めします。
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