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片頭痛

治療する

治療のポイント

片頭痛の治療は薬による治療法が中心です。かつて、片頭痛の治療薬には一般的な痛み止めである鎮痛薬か、片頭痛治療薬としてのエルゴタミン製剤しかなく、どちらも服薬のタイミングを逃すと効果が得られないなど使い方がとても難しく、特効的な治療薬とは言いがたい状況でした。しかし、近年になってトリプタン製剤と呼ばれるきわめて効果の高い薬剤が登場したことで片頭痛治療は一変しました。トリプタン製剤はほとんどの片頭痛に対して優れた効果を示し、また服薬のタイミングにも依存しないため、まさに特効薬と呼ぶにふさわしい薬剤といえます。現在の片頭痛治療は、頭痛が起きた時に服用する薬として、このトリプタン製剤を中心に従来の鎮痛薬とエルゴタミン製剤を使い分けるという幅広い治療オプションのもとに行われています。
また、片頭痛治療では頭痛が起きた時に服用するだけでなく、頻回に発作が繰り返される場合には片頭痛の発作が起こるのを軽減する予防薬を積極的に服薬する予防的治療の考え方が重視されています。予防的治療により、片頭痛がおきにくくなるだけでなく、発作が起こっても痛みの程度が緩和されるといった効果が期待できます。
このような頭痛発作時の治療および予防的治療に加えて、頭痛の誘因となることを取り除くことも治療上においてとても大切になってきます。例えば、過度のストレスや睡眠不足のほかに、人込みや乗り物などの換気の悪いところ、強い光や騒音などの環境因子が片頭痛の誘因となることがあるので、これらの誘因をできるだけ避けることで発作を予防することができます。


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